血圧計と生活習慣病の疑いがある男性

日本人の1日に摂取する糖質の摂取量は、約300gと言われています。
これは7gの角砂糖に換算すると、約40個分です。
つまり、1日にこれだけの砂糖を摂取しているのと同じということです。

糖質を摂りすぎると、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高くなります。
糖質は、ケーキやクッキーなどの甘いものだけではありません。
ご飯、カレーのルー、食パン、ラーメン、なども糖質の塊です。

糖質量が多い食べ物糖質は小腸までたどり着くと酵素(マルターゼ)の働きによってブドウ糖に変わり、腸管から吸収されます。
人間には体の状態を一定に保たせる恒常性があるので、上がりすぎた血糖値を下げるために膵臓からインスリンが分泌されます。

インスリンは、ブドウ糖が少量の時には、筋肉の中でブドウ糖をエネルギーとして使い切ります。
これで全て使い切ることができれば、問題ありません。

問題があるのは、これ以上のブドウ糖が入ってきた時です。
インスリンは、筋肉のグリコーゲンがブドウ糖で使い切れなくなると、今度は脂肪細胞にブドウ糖を貯蔵します。
これが太る原因です。

脂肪細胞がブドウ糖で膨らんでしまい、脂肪が多くなってしまいます。
すると肥満や糖尿病などの生活習慣病が起こりやすくなります。
逆に考えれば、糖質の摂取量を制限すれば、生活習慣の改善が可能ということです。
有効なダイエット方法のひとつと言われている糖質制限ダイエットは、糖質の摂取量を1日60gに抑えて健康維持に役立てる方法です。

糖質が必要以上に入ってこなくなれば、脂肪が代わりに分解されて脳やその他の臓器のエネルギーとして使われます。
つまり、肥満解消にも役立つということです。
また、糖尿病の予防の効果も得ることができます。

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